未経験からプロを育てる

入社後は約一ヶ月間の新入社員研修を行います。この研修で設計図の読みや書き方、ＣＡＤの基本はもちろん、ビジネスマナーも学んでいただきます。現代の設計現場ではＣＡＤが主流で二次元のみならず３ＤＣＡＤも使いこなす必要があります。

しかし、いきなりＣＡＤを使うと実物の寸法感覚がわかりません。実習では、あえてドラフターを使った製図実習を取り入れています。図面の線を自分の手で引くという行為で製品の寸法感覚を養うことができるのです。

大切なのは「ものづくりへのこだわり」

一ヶ月の新入社員研修終了後には三ヶ月間のＯＪＴで各部門の専門知識を習得していただきます。現場の雰囲気の中で先輩たちがより実践に近いかたちで指導いたします。大学で工学などの専門分野に学んでいても設計に関わる履修時間には限りがあります。より実務に即したＯＪＴで学ぶことでプロに近づくことができます。実際に「自分に設計なんてできるかな」と不安に思っていた先輩も新入社員研修とＯＪＴで設計技術者デビューしています。

今日では女性らしさが設計に生かされる場面も多く、文系出身女性も多く活躍できるようになっています。

ビジネスマナー

設計技術者は黙々と設計業務だけ行っているわけではありません。時にはお客様への対応も必要です。社会人として身に付けたいビジネスマナーの研修も行っています。「取引先で応接室に通されたけど、どこに座ればいいの？」「タクシーに乗る順番は？」など、ビジネスシーンで迷わないマナーの基本が身につきます。

資格取得をバックアップ

機械設計や電気設計には国家資格があります。資格がないと設計はできないという規則や法律はありませんが、資格は設計者として技術力の証として認められています。

大進では設計者としてレベルを高めるために国家資格への挑戦をバックアップ、資格取得補助制度によって受験料を補助しています。合格後は技術手当が給料に反映されますので積極的に試験に挑戦してください。

技術者はただ黙々とCADに向かって仕事をしているだけではありません。

大規模化・高密度化している設計に対応するために設計者は分担して対応。たえずミーティングをして全体機能の整合性を取りながら、頭脳の中で描いた機構を相手に伝えねばなりません。

構造を言葉に置き換えるのは難しく正しく相手に伝える能力も求められます。その能力を培うために毎年、発想力やコミュニケーション能力を高める社内研修を行っています。